80年代の広告を物語るにおいて、「コピー」という役割が大きく注目されたことを忘れてはならない。
わずか数行の文章で、数百万円のギャラ、なんて話を聞いて驚いたものだ。
やはりその立役者として、最も注目を浴びていたのは、糸井重里氏だった。
彼の代表作は、「おいしい生活」であろう。
ポスターやテレビCMには、米国の映画監督 ウディ・アレンが起用されていた。
ここで、西武百貨店の広告コピーを調べてみた。
- 1980年
- じぶん、新発見
- 1981年
- 不思議、大好き
- 1982年
- おいしい生活
- 1983年
- おいしい生活
- 1984年
- うれしいね、サッちゃん
- 1985年
- 情熱発電所
- 1986年
- 元禄ルネッサンス
- 1987年
- じゃない
- 1988年
- ほしいものが、ほしいわ
- 1989年
- より道主義だ
今、改めて見返してみてどうだろうか?
何かその微妙な雰囲気が、掴みどころのない、80年代の感じだったのかもしれない。