80年代に角川三姉妹の映画を映画館で見た人は多かったはず。
薬師丸ひろ子に原田知世、そして忘れ去られがちだが、渡辺典子。
ノベライズと映画のメディアミックスで角川春樹社長率いる角川書店・角川映画は当時、とてもエネルギッシュだった。
今の「会いに行けるアイドル」とは真逆の「銀幕でしか会えない女優」としての希少価値もあった。
話題作の2本立て、というのも嬉しかった。
「探偵物語」と「時をかける少女」、「メインテーマ」と「愛情物語」、「Wの悲劇」と「天国にいちばん近い島」
これら以外にも、多くは2本立てで公開されていた。
- ねらわれた学園(1981年 7月公開、配給:東宝)
- セーラー服と機関銃(1981年 12月公開、配給:東映)
- 探偵物語(1983年 7月公開、配給:東映)
- 里見八犬伝(1983年 12月公開、配給:東映)
- メイン・テーマ(1984年 7月公開、配給:東映)
- Wの悲劇(1984年 12月公開、配給:東映)
薬師丸ひろ子
- 伊賀忍法帖(1982年 12月公開、配給:東映)
- 晴れ、ときどき殺人(1984年 5月公開、配給:東映セントラルフィルム)
- いつか誰かが殺される(1984年 10月公開、配給:東映)
- 結婚案内ミステリー(1985年 6月公開、配給:東映セントラルフィルム)
- キャバレー(1986年 4月公開、配給:東宝)
- 彼のオートバイ、彼女の島(1986年 4月公開、配給:東宝)
渡辺典子
- 時をかける少女(1983年 7月公開、配給:東映)
- 愛情物語(1984年 7月公開、配給:東映)
- 天国にいちばん近い島(1984年 12月公開、配給:東映)
- 早春物語(1985年 9月公開、東宝と共同配給)
- キャバレー(1986年 4月公開、配給:東宝)
- 黒いドレスの女(1987年 3月公開、配給:東宝)
原田知世
※ 80年代の角川映画分のみを記載
※ 主演でない作品も含まれる